走るリズム
走るリズムの大切さ
歩行を獲得する
ヒトが進化してきた過程を取り込んでいるリズムにおいて、歩行を獲得することはリズムの大きな目標の1つと言えます。サルと人を別つ三大要素として、【直立二足歩行】【手指動作】【言語】があります。【直立二足歩行】は、厳密に言うとヒトしかできません。歩行と走行ではその成り立ちや動作に差違はありますが、大きくは歩行のその先に走行が訪れます。走るリズムを通して、歩行の獲得、また、歩行の巧みさなどを獲得していくのです。
歩行はとても繊細な動きで、一概に綺麗な歩行を獲得するということは言えません。綺麗な歩行を獲得するためには、様々な力が必要になってきます。土台のリズムをはじめ、走るリズムや表現するリズムを通して、歩行の形【歩容】をしなやかに力強くしていくことを目指します。
手指動作と走るリズム
手指動作と走るリズムを関連づけていくことは大変難しく、理解しにくいことだと思います。手指動作を巧みに行っていくためには、肩周りの力をしっかりと付けることが必要です。肩とは、肩関節といわれる部分をさしていいますが、肩関節には大変複雑な仕組みが備わっています。その複雑なシステムをいかにして発達させていくかが、この走るリズムの中に内包されているのです。走るリズムには、肩関節を大きく使ったものが多く、【回す】【止める】【突き出す】等の動作と共に行っていくのです。肩の力が十分に着いてくることによって、ヒトは腕をしっかりと安定させて物事を行うことが出来ていきます。安定させていくことと、肩をしっかりと使っていけることが出来れば、細やかな作業もはかどり、自らが望むように体を動かしていくことが出来るようになっていきます。そして、繊細且つ大胆な表現をしていける力を手に入れていくのです。

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